Q:観葉植物の葉が黄色くなってきた
A:観葉植物の葉が黄色くなってくる理由はいくつかあります。
理由その1:「お水のあげすぎ」または「あげなすぎ」
お水をどのくらいの頻度と量、あげていますか?
「コップ一杯を毎日」「週に一回、500mℓペットボトル一回」 は、いけません。
基本は【土がしっかり乾いたら、下から出るまでたっぷりと】です。
鉢の大きさが大きければ、土が多いので乾くのが遅くなりますし、 お部屋の温度によっても、乾く速さは変わってきます。
日当たり、エアコンの有無、季節によっても変わってきます。
植物によって、乾燥している方が好きなものとお水が好きなものがありますので、葉っぱの様子も見ながら、お水が欲しいか判断します。
葉っぱがいつもより垂れていて、張りがなくなってきていたら、お水が欲しいサインです。
なので、私たちは、土がカサカサに乾いているかと、葉っぱを触ってみて判断します。
水のあげすぎで根腐れさせるよりも、葉っぱが下がって、お水ほしいサインが出てからお水をあげる方が枯らさずに育てることができますよ。
理由その2:寒い!
観葉植物は、本来は外国の一年中暖かい場所で、お外に生えているものです。
日本で本当の姿を見るには、温室にいくと見られます!
そんな暖かい気候にいる植物たちなので、日本の冬は苦手です。
黄色くして葉を落としてきたら、寒いと言うことかもしれません。
とはいえ、お部屋の中だったら、葉を落として丸裸になっても、春になると新芽を吹きますので、「枯れちゃった」と思わずに春までは様子を見てみてもいいと思います。
秋には朝晩の気温差が大きくなり、外の観葉植物は一気に弱ってしまうことがあります。
気が付いたらすぐに室内に入れてあげてくださいね。
理由その3:根詰まり
3年以上植え替えをしていない場合、根詰まりの疑いが出てきます。
根が詰まると、水やりをしても上手く吸い上げることができなくなり、急速に弱ってしまいます。
日中の寒暖差が少なく暖かい時期に、1回り〜2回り大きな鉢へ植え替えをしてあげましょう。
5月中旬から9月末頃までが植え替えの適期です。
適期以外の植え替え作業は、根詰まりで弱っている観葉植物を更に弱らせてしまいます。
寒くなると観葉植物の成長も止まるので、「理由その1」の水やり方法を守り、室内の暖かい場所で次の春まで見守ってあげましょう。
理由その4:環境が変わった
観葉植物は、周りの環境が変わると、自分を適応させようとして、一旦葉を落とすことがあります。
その時、葉が黄色くなって、落ちていきます。
環境が変わる、とは具体的に言うと、
・季節の変わり目、特に秋〜冬
・植え替えの後
・新しく設置した時
・置き場所を変えた時
です。
特に「植え替え」と「環境の変化」が同時に起こることは好ましくありません。
暖かい時期はあまり気にしなくても良いのですが、
自分が「ちょっと肌寒いな」と思う時期には、観葉植物もちょっと寒いかなとお考えになってあげて下さいね。
以上、観葉植物が元気がなくてお悩みの方へ参考になりましたら幸いです。
皆様の快適なグリーンライフを応援しています。